無人航空機登録制度:2022年6月19日までに登録でリモートID搭載義務免除に
事前登録制度が施行される2022年6月19日までの事前登録期間中に登録した無人航空機は、リモートIDの搭載が免除されます。
リモートIDとは?
識別情報などを電波で遠隔発信する機能のことで、無人航空機の登録義務化に伴い、機体への登録記号の表示とともにリモートIDの搭載が必要になりました。
リモートIDの取扱いは2社
現時点(2022年4月30日)で確認できる国内での取扱いは、TEAD社とイームズロボティクス社の2社のようです。
リモートIDの価格は4万円台か
こちらのECサイトによると、TEAD社のリモートIDが、5月下旬に発売予定で価格は43,560円(税込)と、かなり高額です。
今後、取扱い企業が増えたり海外製品が入ってくるようになれば価格が下がることも期待できますが、まずは、事前登録を済ませてリモートIDの搭載免除を受けることをお勧めします。
登録完了までには時間がかかる
登録の流れとしては、①アカウント開設→②登録申請→③手数料の納付通知→④登録番号発行(登録完了)となります。
「②登録申請」を終えただけでは登録完了にはなりません。「④登録番号発行」を受けて初めて登録完了となります。従って、リモートIDの搭載免除を受けたいのであれば、6月19日までに登録番号の発行を受けなければなりません。
「②登録申請」の入力にかかる時間:約20分
日常的にパソコン又はスマートフォンを利用されている方が、入力の必要な情報の全て揃っている状態で新規登録の手続きを実施する場合、入力にかかる時間の目安は20分程度です。なお、この時間にはアカウントの開設に必要な時間は含みません。
よくある質問:国土交通省
「③納付通知」「 ④登録番号発行」までの時間:最長で10開庁日
③手数料納付の通知まで … 1~5開庁日
④手数料納付後、登録記号発行まで … 1~5開庁日
申請状況によるとされていますが、リモートID機能の搭載免除を受けたいのであれば、遅くとも6月19日の2週間前までには、②登録申請まで終えておきたいところです。
免除期間は3年間
登録が義務化される2022年6月20日から3年間です。
これ以前に登録が完了したとしても、起算日は6月20日となりますので、期間が短くなることはありません。
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